卒業例から学ぶ不妊治療(3)重複子宮の方のAIH妊娠・卒業
20220829235248993重複子宮の方が、AIH6回目で妊娠されて妊娠7週で卒業となりました。重複子宮とは、子宮の入り口も2つあり、子宮内腔が完全に分かれてしまっています。したがって、人工授精...
続きを読む20220829235248993重複子宮の方が、AIH6回目で妊娠されて妊娠7週で卒業となりました。重複子宮とは、子宮の入り口も2つあり、子宮内腔が完全に分かれてしまっています。したがって、人工授精...
続きを読む2022年4月から、人工授精や体外受精などが保険化される予定です。今回、保険点数が提示されましたので、主なものを皆様にご紹介致します。分かりにくい部分もあり、確認が取れないので、あくまで目安とお考え下...
続きを読む先日、46歳の方が顕微授精で妊娠されて卒業しました。45歳で来院し、4回の人工授精後、顕微授精を開始。1回目は3個採卵するも授精卵が得られず終了。2回目は2個採卵し、2個とも顕微授精で授精授精分割。4...
続きを読むこんな所にもコロナの影響がでてきました。実は今、静脈麻酔薬のプロポフォールが不足しているのです。これは、手術や採卵の時に使用するのですが、最近、プロポフォールの不足により、供給が少なくなっているのです...
続きを読む6月2日(水)発行の日刊ゲンダイの取材を受けました。内容は「社会的卵子凍結」についてです。きっかけは、タレントの「だいたひかる」さん(46歳)が乳がんの治療後に、40歳時に凍結保存していた受精卵を移植...
続きを読む先日、30歳代後半、AMH;0.1 悪性リンパ腫治療の後の方が、妊娠,卒業されましたので、皆さんの参考になると思いご紹介致します。この方は、悪性リンパ腫で抗がん剤治療後で来院されました。治療の影響か、...
続きを読む夫が脊髄損傷で車いす生活の方からの、TESEで精子を採取して、顕微授精をおこない妊娠、卒業された方の例です。脊髄損傷の方は、射精ができないため、手術で精巣(睾丸)から精子を採取するTESEが必要なので...
続きを読む先日、41才の方が妊娠、卒業されました。この方は採卵11回目の初めての妊娠、そして卒業でした。いくつかの参考点があるのでご紹介致します。初回から6回は、採卵しましたが、1回も移植出来ません。この方は、...
続きを読む高刺激(排卵誘発)での体外受精の成功例をご紹介します。この方は今回32才で、2人めの妊娠/卒業でした。当クリニックには、29歳時に来院。他施設(2施設)で、5回採卵し3回しか胚移植できなかったそうです...
続きを読む37才の方からの出産報告がありました。AMHが0.55で、卵巣機能が低下していました。他施設で6回採卵。6回胚移植。すでに多数回体外受精をおこなっているので、当クリニックでは、特赦検査をおこないました...
続きを読む25才、前医でAIH7回、採卵2回(ICSI)、胚移植4回を受けた方です。当クリニックの精液検査では、1200万/ml 運動率43%で、確かに男性因子はありました。性交渉は月3回。原因検索として、まず...
続きを読む昨年、44才の双角子宮、AIH妊娠された方が卒業されました。この方は過去に2回の自然妊娠(流産)をしていた方です。当クリニックには41才で来院されました。年齢的には体外受精をお勧めして、AIHを1回し...
続きを読む不妊治療には様々な選択肢があります。不妊治療は体外受精のみではありません。体外受精などの生殖補助医療(ART)は最も妊娠率が高く、もちろんこれを中心に治療を組み立てることは良いのですが、体外受精のみに...
続きを読む今回、20回目の人工授精で妊娠された方が卒業されました。希な例ではありますが、参考までにご紹介致します。35才ぐらいの方で、単角子宮の方でしたが、すでに一子を自然妊娠・出産されていました。まずは人工授...
続きを読む先日、44才の方が妊娠・卒業されました。やはり42才を超えるとなかなか、卒業までは大変なのです。この方には様々な治療をおこないましたのでご参考になると思いますのでご紹介致します。42才で来院されました...
続きを読む先日、45歳の方が妊娠/卒業されました。当クリニックでも、45歳の卒業は久しぶりなので、いくつか参考になることがあるのでご紹介致します。41歳の来院でしたが、AMHは幸いに高く、卵子がたくさん残ってい...
続きを読む昨日、米子にある、ミオ・ファティリティクリニックに見学に行って参りました。見尾先生は、JISARTの前理事長で、世界に先駆けて、タイムラプスで胚の受精/分割の動画を発表された有名な方なのです。今ではタ...
続きを読む内服薬のGnRHアンタゴニスト「レルミナ」一般名「レルゴリクス」が発売されました。これは、過多月経を伴う子宮筋腫患者さんに使用(1日1錠)することで、注射薬のリュープリン(月1回)と同等の治療効果が得...
続きを読む2月下旬に、横浜で、ヨーロッパの精子バンク組織の責任者が来日されて、ヨーロッパの精子提供についてのセミナーがありました。ヨーロッパでの精子提供者は、精子提供をする目的としては、人のためになりたい、自分...
続きを読む昨日、ナースのためのART医学セミナー(はらメディカルクリニック:原 利夫先生主催)に参加してきました。内容は非常に勉強になるもので、不妊治療の有効な排卵誘発方法、卵巣機能低下患者さんへの卵胞活性化療...
続きを読む高橋敬一Keiichi Takahashi