2012年ARTの学会報告
日本産科婦人科学会は、9月4日に、2012年のARTの実績の報告を、HPにアップしました。国内で約32万6千回のARTが行われ、3万7953人の子どもが生まれたと報告されました。12年の総出生数は約1...
続きを読む日本産科婦人科学会は、9月4日に、2012年のARTの実績の報告を、HPにアップしました。国内で約32万6千回のARTが行われ、3万7953人の子どもが生まれたと報告されました。12年の総出生数は約1...
続きを読む先日、38歳で、AMH<0.1、7回目の採卵、6回目の胚移植で妊娠、卒業された方がいらっしゃいました。AMH<0.1だけでなく、この方は両側の卵管を子宮外妊娠で切除の既往があり、また、相互転座の染色体...
続きを読む先日、5回の自然周期で胚移植できなかった方が、2回目の誘発周期で初めて胚移植でき、妊娠、心拍確認されました。自然周期を望まれる方もいますが、「誘発方法はこれが最良」と言えるものはなく、その方の状況によ...
続きを読む先日、ベストドクターズの認定証(装飾)が届きました。装飾盾はお金を払って作って頂くのですが、記念のために作ってしまったのです。(それも3つも)盾が贈られてきてから、やっぱり作りすぎたかな?と、やや反省...
続きを読む先日、43歳の方が妊娠、卒業されました。実に、治療は5年がかり。この間、AIHも織り交ぜて、合計14回おこなっておりました。今回、採卵11回目、胚移植14回目での採卵周期、新鮮胚盤胞移植での妊娠でした...
続きを読む胚移植14回目で、妊娠されて、卒業された方がいらっしゃいますので、ご紹介致します。前医で、採卵4回、胚移植12回、おこなっていました。内膜症(チョコレート嚢腫)の手術も経験しており、これも卵の質に関係...
続きを読む先日、44歳の方がICSIで妊娠、卒業されました。採卵5回目、胚移植6回目での妊娠です。今年のトップ5に入る方です。過去、4回までの採卵で、凍結胚盤胞は1個のみでしたが、今回は妊娠されて、2個の胚盤胞...
続きを読むAMH<0.1で、翌周期に体外受精を予定していた方が、AIHで妊娠、卒業されました。20歳代後半、AMH<0.1で、FSHは26。タバコをやめて、アシストワン、DHEAを使用開始。体外受精の前の2回目...
続きを読む無精子症でTESEを行い、卵巣機能はAMH<0.1で卵子は少ない方が、2重の壁を乗り越えて妊娠されました。大変幸運な例ではありますが、ご紹介致します。ご主人は無精子症でした。TESEを行い、幸いなこと...
続きを読む24時間テレビではありませんが、小さな奇跡かも?という妊娠例がありました。30歳代前半で、AMH<0.1。卵巣性無月経で5年以上前からカウフマン療法で生理をおこしていました。前医でも2年間クロミフェン...
続きを読む8月の妊娠実績が出ましたので、ご報告いたします。9月に入り、「夏ばて」も少しずつ回復してきている自分を感じます。この数日は、錦織 圭選手の全米オープンテニスの快進撃で、興奮していました。やや寝不足なの...
続きを読む先の、9月6日(土)、7日(日)と、JISART主催による、「未来を担う若手医師のための生殖医療フォーラム」が開催されました。生殖医療の将来を鑑みて、生殖医療に興味のある若い先生方に、講義とワークショ...
続きを読む41歳で体外受精で、採卵3回、胚移植4回受けた後に、AIHで妊娠、卒業した例。40歳で受診、卵管造影検査、子宮鏡の検査の後に、AIHを1回受けて、その後体外受精で採卵3回、胚移植を4回受けました。この...
続きを読む8月は妊娠が好調であることはすでにご紹介致しましたが、44歳の方が、5回目の採卵周期で妊娠されて胎児心拍が確認できました。少しカルテを見て振り返ってみました。最初の2回の体外受精では、クロミフェンーH...
続きを読む先日の8月19日に、亀田総合病院で第1回南房総不妊研究会が開催され、 私と大阪の松林秀彦先生が講師として招かれ、講演を行ってきました。亀田病院のリプロダクションセンターの高木清考先生が今年赴...
続きを読む今年3回目の、10例の方が1日に妊娠が判明致しました。41歳と42歳の方が6名いらっしゃいました。このような日は、とても心も体も好調に感じるのです。疲れをあまり感じません。ベースとしては、今のクリニッ...
続きを読む40歳直前、前医で、AIH10回、採卵4回、中止2回、胚移植5回の方が、1回の完全周期で妊娠/卒業されました。「完全周期」とは最近使われ始めている言葉です(今後変わるかもしれません)が、1回の採卵で得...
続きを読む「AMH<0.1は、卵子が0だといってるのではない。」 先日の臨床懇話会での名古屋の浅田先生のAMHの講演にもありました。このブログでも多くのAMH<0.1での妊娠例をご紹介してきましたが、様々な参考...
続きを読む本日気がついたのですが、ブログを開始した2011年12月から、全期間のページビューの履歴が506,418件と、50万件を超えていました。最近は、1日500~1,000件、月に2万件のページビューがあり...
続きを読むAMHについては、名古屋の浅田先生がやはり第一人者ですね。今回の講演で印象的な項目を列挙します。・AMHは妊娠率とは関連しない。妊娠率と関連するのは年齢である。・AMHがほとんど0でも、卵子は残ってい...
続きを読む高橋敬一Keiichi Takahashi