高橋先生のブログ

  • 風疹の取り扱い

    最近、風疹が流行しており、いくつかの問題点がおきています。1)風疹抗体(HI法)で、抗体があっても、16倍以下の場合には、抵抗体価であり、再感染もありうるので、(非妊娠時に)風疹ワクチン接種を推奨して...

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  • 45歳の自然妊娠

    先日、45歳の方が自然妊娠されました。当クリニックで2回の体外受精をされましたが妊娠せず、3回目を計画していた矢先のことです。過去のデータを詳しく調べないと明確には判りませんが、当クリニックで最高齢の...

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  • 1個の胚移植で、2卵性の双子??

    先日、1個の胚盤胞移植で、双胎妊娠を経験しました。胚盤胞移植は1卵性多胎の発生率が高いとされています。1個の胚盤胞移植で、1卵性の多胎は1%程度に発生します。当クリニックでも2年に1回程度は、1個の胚...

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  • 44歳の妊娠例(今年のシーズン記録)

    今回、44歳の方が妊娠されました。今年のシーズン記録です。当クリニックの妊娠出産の記録は、44歳妊娠45歳出産です。昨年も44歳の方が妊娠されて今年45歳で出産されました。この方は現在、妊娠初期で心拍...

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  • AMHが0.1未満での双胎妊娠例

    AMH<0.1で双胎妊娠の例。先日、AMH<0.1で、体外受精をすでに5回受けた39歳の方が、自然妊娠されたことを紹介致しました。その後の検査で、この方は双胎妊娠であることが判明しました。...

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  • 流産後の妊娠時期はいつが適当?

    少し古いデータですが、流産後の次回の妊娠まで、何ヶ月待てば良いかのデータがありましたので、皆さんにご紹介致します。論文は2010年英国医師会誌(BMJ)という権威のある雑誌で、スコットランドの調査です...

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  • 2013年1月の妊娠数

    2013年の1月の妊娠数は60名でした。昨年1月を上回る妊娠数であり、今年の滑り出しの成績は良好だと考えています。これもスタッフの協力、新規に導入した最新式(と考えている)超音波装置、設備を増強した胚...

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  • 胚移植後の乳がん

    先日、42歳の方で、体外受精・胚移植後に、乳がんと診断された方がいらっしゃいました。当クリニックでの胚移植後に、他院で受けていた乳がん検査の結果が届き、そう診断されたのです。まずはこの治療が良好に進む...

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  • 45歳、AMH<0.1の出産報告

    今年に入り、45歳の方の出産報告を受けました。この方は、AMHが0.1未満であり、初回の体外受精で1個胚移植し、幸運にも妊娠され、今回無事に出産されました。私としても、妊娠後も経過が気になっていた方で...

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  • 1か月1,000個の卵子の減少

    本日、日本を代表する九州のT先生、仙台のK先生、東京のS先生の4人で、座談会が開催されました。皆さんそれぞれご自身のポリシーを持ちつつ治療をおこなっており、大変勉強になる座談会でした。さて、その中で、...

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  • 卵管切除側での排卵による妊娠

    卵管を切除した側の卵巣から排卵した場合、皆さんは、妊娠の可能性は0だとお考えでしょうか。今回、左の卵管を切除し、左側の卵巣から排卵(2回超音波検査をして確認済み)した周期に、妊娠された方がいらっしゃい...

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