DAZ遺伝子欠損の方のICSI妊娠例と遺伝の注意事項
以前に、DAZ遺伝子欠損の重度の乏精子症の方が、ICSIで妊娠、卒業されました。DAZ遺伝子は、Y染色体上にあり、精子の生成に関わっている遺伝子です。これか欠損すると、造精機能が障害されて、無精子症や...
続きを読む以前に、DAZ遺伝子欠損の重度の乏精子症の方が、ICSIで妊娠、卒業されました。DAZ遺伝子は、Y染色体上にあり、精子の生成に関わっている遺伝子です。これか欠損すると、造精機能が障害されて、無精子症や...
続きを読む人工授精での黄体補充は、HMG注射周期でのみ有効である。人工授精では、排卵誘発をした方が妊娠率が高くなります。そして、黄体期にプロベラやルトラールなどの黄体ホルモンがしばしば使用されます。当クリニック...
続きを読む昨日、2013年のJISART(日本生殖補助医療標準化機関)施設認定審査が通ったとの連絡が来ました。昨年の10月に審査を受け、是正事項を改善してこの度通りました。培養室の停電時の対応策、超音波検査の定...
続きを読む今日、プロフェッショナルをみました。24歳ですが6冠の天才囲碁プロ棋士の話でした。過去、勝負所で「自分を信じる」ことが出来なかったために勝てないことが続いた壁の話を語っていました。若者ですが、勝負の世...
続きを読む本日、栃木県りんどう湖のホテルで、毎年恒例の生殖医療ジャーナルクラブに参加してきました。今年は15周年であり、15周年特別企画の不妊症の総論の講義もありました。荒木先生、横田先生、ありがとうございます...
続きを読む他施設のカンファレンスでの紹介記事です。体外受精がうまくいかなかったときに、どれだけの期間を空ければ良いのでしょうか?私が学会参加して得ていた知識としては、3ヶ月は明けた方が良いとの発表が以前ありまし...
続きを読む尊敬する産婦人科夫婦の堀口貞夫、雅子夫妻が、長生き養生訓の本を出版されました。80歳と83歳の現役の産婦人科医のお話であり、非常に参考になりました。年齢としては、私の両親とほぼ同じ年齢ですが、知って驚...
続きを読む反復・習慣流産の日本産婦人科学会のガイドライン(案)より、いくつかピックアップして皆さんに、知っておいて頂きたいことをご紹介致します。これは現在新しいガイドラインを作成中の案で、多少の変更はありえます...
続きを読む2014年 元日明けましておめでとうございます。皆さまに新年のご挨拶を申し上げます。今年も高橋ウイメンズクリニックをよろしくお願い申し上げます。 昨年は、開院以来10,000例の妊娠に到達し、私自身...
続きを読む体外受精では、精子を出来るだけ院内で採取した方が、受精率/妊娠率が高いだろうとの期待があります。したがって、無理をしてでも、ご主人が採卵に同行することがしばしばあるようです。実際には、どの程度影響する...
続きを読む12月の妊娠数、2013年の妊娠数の速報がでました。ご報告致します。1)12月の妊娠数 78例 今年の1年間合計 893例 今までの妊娠累計は、10,319例に達しまし...
続きを読む「子宝サプリ 授かりやすいカラダになる」 発刊小浦ゆきえ(著) 高橋敬一[監修] 自由国民社 1,400円小浦ゆきえさんが、実体験と様々なデータを集めて、お子さんを授かりやすいカラダになるための、サ...
続きを読む以下のような低温期のままで妊娠反応陽性(HCG 1000)、胎嚢が8mmの方がいらっしゃいました。40歳以上、AMH<0.1、自然妊娠です。黄体ホルモンは、1未満であり、黄体ホルモンでも基礎体温...
続きを読む最近、着床障害について、よく質問されます。内容は、「インターネットで調べると、妊娠しない原因として着床障害があり、習慣流産と同じ原因(おもに血液凝固能)が関係していると記載されているので、私に当てはま...
続きを読むフィギアスケート、全日本の女子のショートプログラムを皆さんもみましたでしょうか。最終グループのそれぞれの想いを込めた演技に、私、55歳が涙してしまいました。1)最終グループ最初の安藤美姫さんは「マイウ...
続きを読む胚盤胞1個の移植で、双子を出産された方から出産報告がありました。お子さんは、男女の双子でした。妊娠初期には、2羊膜2絨毛膜の胎嚢の袋が二つある双子でした。胚盤胞1個の移植でも、早期に分離すると、胎嚢が...
続きを読む朝日新聞に、中国の会社が、格安(10万円程度)で「新しい出生前診断」を請け負っていることが報道されました。当クリニックにも同様な営業のパンフレットが来ましたが、これには以下のような問題点がありますので...
続きを読むさすがは塩谷先生!体外受精でも妊娠が難しい方への対策を明確に整理して示して下さりました。42歳以上の方には、胚盤胞より初期胚移植の方が良い顕微授精よりも体外受精の方が良い、凍結胚より新鮮胚移植の方が良...
続きを読む本日、日本生殖医学会(神戸)に参加してまいりました。今年も各施設で様々な工夫がなされ、まだまだ様々なことが試されており、今年も収穫の多い学会でした。今年で目を引いた一つが、アンチエイジング、卵子の老化...
続きを読む高橋敬一Keiichi Takahashi