メキシコの研究所訪問報告 イベント、学会、講演 2019.01.02 昨年末に、胚凍結キットなどを製造・販売しているリプロライフ、桑山社長の紹介で、メキシコの先進生殖医療クリニック(AFCC)を訪問してきました。オーナーのDr.PEPEと、胚培養士のソフィア博士が案内して下さいました。メキシコでの、胚凍結、卵子凍結などを積極的におこなっているようで、医師3名、胚培養士6名程度でがんばっているそうです。また、卵巣凍結もおこなっており、卵巣組織の採取は、クリニックで日帰り手術でおこなっている(私の聞き取りはかなり不確実です)ようでした。設備は、当クリニックと大きくは変わりませんでしたが、超音波装置が縦型になっているのには驚きました。今のテレビと同様に、薄型テレビにすべて機材本体が後ろに隠れているような状況でした。超音波装置とは気づかないような形に進化していました。培養器は、すべてタイムラプス培養器を使用しているようでした。すでに、ほとんど年末のお休みになっているようで、実際には培養は終了していましたので、詳しくは分かりませんでした。しかし、今後はタイムラプスが主流となっていくでしょう。Dr.PePeは、AFCCの5人のオーナーの1人?(この辺も正確にはわかりませんが)のようで、かなり多くの専門家が関わっていると感じました。来年には日本に来る予定だそうなので、次回には高橋ウイメンズクリニックをご案内して、私のクリニックの設備で、どこまで何ができるのかの議論をしたいと考えています。今年も皆さんに、この訪問の成果を還元したいと思います。今年もがんばるぞ~~~