慢性子宮内膜炎は、習慣流産にも関係する!
最近、着床障害の原因として、慢性子宮内膜炎(CE)が注目を浴びています。昨日、第2回日本子宮鏡研究会 学術講演会がありましたが、そのなかで、CEは、着床不全の30~60%に認められるとの報告がありました。しかし、同様に、習慣流産の、40~60%にCEが認められるとも
報告されていました。そして、治療により、流産の頻度も減るのですね。
今後は、習慣流産や不育症の検査には、CD138の検査による慢性子宮内膜炎(CE)の検査もおこなう必要がありますね。
また、子宮内フローラ(細菌叢)については、説明はありませんでしたが、一緒におこなう方が良さそうですね。
今後は、当クリニックの習慣流産/不育症の検査には、この2つの検査を入れるようにしていきましょう。