高橋先生のブログ

前医で5回採卵、8回胚移植の方の妊娠例  胚移植の重要性?

先日、前医で5回採卵、胚移植8回の37才のかたが、当クリニックでは、2回目の胚移植後に妊娠、卒業されました。何が重要だったか、考えてみました。

この方によると、胚移植が困難であったとのことでした。超音波検査では、強い子宮の前屈(傾きが強いこと)がありました。当クリニックでは、子宮鏡と卵管造影検査も前もっておこない、子宮内腔の確認もしていました。

クリニックの体外受精では14個採卵、4個保存しました。反復不成功であったのでアシストワンも使用していました。

初回の凍結胚移植では、化学的妊娠となりました。2回目の胚移植で妊娠して、卒業となったのです。

今回は、胚移植のやり方の違いが出た可能性があります。

胚移植がスムースか、困難であったかが、妊娠率に関与するとされています。

当クリニックでは、超音波検査を使用して、子宮の角度をしっかり見ながら、胚移植しています。

胚移植は、それまでの作業の最終段階であり、集大成なのですね。

胚移植はシンプルですが、大切なステップであり、これも重要なのですね。

当クリニックでは、自然妊娠の可能性の上昇や、着想障害の原因となる、子宮内膜ポリープや卵管水腫がないこと確認することを目的に、子宮鏡と卵管造影検査をおこなっています。

これらは、胚移植をスムーズにおこなう上でも参考になるのですね。