チョコレート嚢腫へのダナゾール使用で妊娠された例
チョコレート嚢腫がある方は、体外受精をおこなう対象となるのですが、卵子の質は一般的には不良となります。その場合にはダナゾール(ボンゾール)を使用することも選択肢の一つです。ダナゾールのチョコレート嚢腫への治療と、ステロイド作用が影響している可能性があります。
今月、5cmのチョコレート嚢腫があった方に対して、ボンゾールを使用し、チョコレート嚢腫を吸引して、その後、体外受精・胚移植をおこない、3回目の体外受精で妊娠されて卒業された方がいらっしゃいます。
一般的には、卵巣機能が良い方が対象になるのですが、この方のAMH は0.83でした。
大きなチョコレート嚢腫は、採卵の邪魔になったり、採卵後の感染症、排卵誘発への反応不良、などをおこし、手術が必要になりますが、卵巣の手術により卵巣機能は低下します。
卵巣機能の低下を避けるために、今回のように、ボンゾール・吸引、これに連続して体外受精をおこなう方法も選択肢となり得るのです。
今月、5cmのチョコレート嚢腫があった方に対して、ボンゾールを使用し、チョコレート嚢腫を吸引して、その後、体外受精・胚移植をおこない、3回目の体外受精で妊娠されて卒業された方がいらっしゃいます。
一般的には、卵巣機能が良い方が対象になるのですが、この方のAMH は0.83でした。
大きなチョコレート嚢腫は、採卵の邪魔になったり、採卵後の感染症、排卵誘発への反応不良、などをおこし、手術が必要になりますが、卵巣の手術により卵巣機能は低下します。
卵巣機能の低下を避けるために、今回のように、ボンゾール・吸引、これに連続して体外受精をおこなう方法も選択肢となり得るのです。