高橋先生のブログ

Dr.Quinnがやってきた! 15th Anniversary night at TAKAHASHI WOMEN'S CLINIC

Dr.Quinnがやってきた!
15th Anniversary meeting at TAKAHASHI WOMEN'S CLINIC
4月8日に、DR.Patrick Quinnが、高橋ウイメンズクリニックに、表敬訪問に来院しました。皆さんは、DR. Quinnをご存じでしょうか。25年前に、体外受精の市販培養液を作製した世界的にも有名な博士なのです。25年前、私は体外受精を日本で先駆けて始めていた虎の門病院で、体外受精にたずさわれたのですが、Dr. QuinnのHTF培養液を使用することで、妊娠率が劇的に改善したのでした。
そのHTF制作者のDr.Quinnが、訪問してきてくれたのです。始めてHTFを知ってから、なんと4半世紀経っての交流であり、非常に感激、感慨深いものがありました。
今回はQuinn の培養液のユーザーとの意見交換と、将来の培養液の提案でクリニックを回ってきたようです。ちょうど4月が、当クリニックの15周年だったので、
TAKAHASHI WOMEN'S CLINIC
15th ANNIVERSARY NIGHT with Dr. Quinn
 と銘打って、ミニカンファレンスを開催致しました。
 私のクリニックからは、昨年の実績と妊娠率などの成績や日本の体外受精の特徴などを話しました。今回は、関東近辺の主だった施設への3泊でのハードスケジュールな訪問で、千葉県では、当クリニックだけの訪問だったようです。



今回は、Ms. Kiri(胚培養士・コーディネータ-)も同行されました。英語で成績を発表して、また英語で話をするのがもう大変なのです。しかし、内容を判ってくれたかは不明なのですが、大事なことは、「めげずに話し切る。とにかく、話を進める」ことなのですね。例えば、お笑い芸人のすごいところは、たとえ会場がしらけても、ネタを話しきることなのです。それがプロなのですね。(いったい私は何の話をしているのでしょうか。感動する話をしているのですが、ネタが滑るお笑い芸人のすごさを話してしまっている自分が情けない。何を目指しているのだ~~。)

 
レクチャー後に、千葉大学の産婦人科の先生方とも、一緒に集合写真!いつもサポートありがとうございます。
 

講演会後の懇親会! これは燃えるのです。酔うと、舌も滑らかに、英単語が出るわ出るわ、よどみない英会話が出来る(個人の感想であり、効果を保証されるものではありません、、、、)のです。単に酔っ払って、相手が何を言っているのか、自分がどういっているか、を全く気にならなくなるからでしょうか。私の場合、酔った方が良いようなのです。問題点は、口が滑らかになるほど酔っていると、肝心の学術的な話が出来なくなってしまうのです。折角の機会が、単なるオヤジの飲み会となってしまったことに自己嫌悪!顔の大きさの違いにまた愕然!
どうしたら良いのでしょうか?

不妊治療を通じて、今回のDr.Quinnとの出会いのように、様々な方との交流をおこなえることは本当に幸せなのですね。拡大写真にして、エドワード博士との写真の横に、クリニック内に掲示します。