高橋先生のブログ

6月の妊娠数と、2014年上半期の途中経過

梅雨の時期、皆様体調の変化はございませんか。
様々な小さな用事が重なり、10日ぶりの投稿となりました。

6月の妊娠数をご報告致します。今年ももう半分が過ぎました。今年の妊娠実績の途中経過も併せてご報告致します。

2014年6月の妊娠数の報告をいたします。

1)6月の妊娠数 85例       今年の累積妊娠数 446例   全累積妊娠数 10,766例

 ART妊娠    62例    (内訳:  IVF 26例  ICSI 17例     凍結胚移植 19例) 

 AIH妊娠    12例     

その他一般不妊治療   11例  (タイミング、クロミフェンなど) 

月間妊娠数85例は、今年の最多数です。2位が3月ですので、年末年始やGWなどのない月にはやはり多いです。AIVFとICSI共に今年最多数で、新鮮胚移植周期の妊娠数が多かった一方で、凍結胚移植妊娠数は少ない月でした。
AIH、一般不妊治療は同等でした。
今年のペースは900前後で、従来のトップ3に入るペースです。今年は8月も休まずに診療しますので、7~9月の成績も期待したいところです。
スタッフの態勢もさらに整ってきており、今後さらに皆様のご要望にお応えしたいと思います。
   
 
 
 

エンブリオスコープという新型培養器も活用始めました。この培養器では、培養液もワンステップ培養液といい、5日間交換を必要としない培養液を使用しているのです。こうすることで、培養器を開ける回数を少なくすることで、より質の良い胚がえられる事を期待しているのです。

皆さんの妊娠は私を元気づけて下さいます。さあ、またがんばっていきましょう。