高橋先生のブログ

43歳、採卵時排卵後のAIH妊娠での卒業例

先日、43歳、体外受精、採卵当日にすでに排卵していたため、AIHに変更した方が妊娠し、卒業されました。
御本人も「信じられない。ブログに書いて頂いて結構です。皆さんの励ましになればうれしいです」とおっしゃって下さりました。
ありがとうございます。妊娠例の紹介が、皆さんの励まし、参考になれば本当にうれしいですね。

この方は、43歳で来院。体外受精も選択肢に入れての治療開始でした。
当クリニックでは、体外受精の方にも卵管造影検査をおこなって頂いております。少しでも妊娠の可能性を上げる目的です。自然妊娠の可能性上昇と、卵管水腫の有無の判定をおこないます。
検査後、AIHを1回、翌周期に体外受精を予定しました。AMHは1.55
刺激は、フェマーラ-HMGでおこないました。
採卵当日には排卵後であり、AIHを施行。

体外受精であっても、卵管造影検査はおこなう意義はあると考えております。
治療は体外受精のみに絞るのではなく、広く治療法を考えて見栄は如何でしょう。
この方も来院後2か月での卒業でした。