高橋先生のブログ

前医で体外2回、顕微1回のART反復不成功後の初回AIHの妊娠例

前医で体外受精2回、顕微授精1回受けたART反復不成功であった34歳の方が、AIH 1回目で妊娠されました。
当クリニックでも体外受精に向けて準備しており、次月に体外受精をする予定でした。
準備段階では、卵管造影検査と子宮鏡検査をしており、その周期でAIHをおこなったのです。
体外受精目的での受診、検査、AIH妊娠で、2ヶ月での卒業となりました。
この方は非常に幸運であったと思います。
しかし、体外受精を目的にしていても、卵管造影検査と子宮鏡検査をおこない、AIHも決して無駄ではないことの一例でもあります。妊娠のために手段を体外受精のみに限らず、可能性を広くとらえることも重要だと当クリニックでは考えています。