ビタミンD、ビタミンCの効能と、アシストワンでの効果
当クリニックでは、アシストワンという高濃度マルチビタミン製剤、ビタミンD、葉酸の3種類のビタミン剤をお勧めしています。アシストワンには、ビタミンD、葉酸が十分に含まれるので、この2つは、アシストワンを使用している場合には必要ありません。
妊娠された場合には、アシストワンから、葉酸とビタミンDに変更して下さい。
当クリニックでは、ビタミンDやビタミンCと測定して、少ない方には、ビタミン剤をお勧めしています。
今回、アシストワンの使用前後の、ビタミンDとビタミンCの血中濃度を測定しました。
かなり改善された結果でしたのでご照会致します。
しかし、当クリニックでのビタミンDの平均値は12~13程度と、完全にビタミンC欠乏症(<20ng/ml)なのです。
ビタミンDは生殖でも重要で、40代ではビタミンD濃度が低い女性ほど卵子の減少が早い(AMH濃度が低い)、卵胞液中のビタミンDの濃度が高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はビタミンD不足が多く、ビタミンDを補充することで排卵率が改善される等の報告があります。また、妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠や出産のリスクが高くなるとの報告もあります。
下の図は、当クリニックで測定した、アシストワンの投与前後のビタミンDの値です。
ビタミンDが欠乏状態の、12~13ng/mlの状態が、アシストワンを服用すると、理想値とされる30ng/mlをこえる値を得られました。
2)ビタミンC
また、風邪の予防としてビタミンCを摂取する場合も、推奨量より多めに摂取することをおすすめします。ビタミンCは1度にたくさん摂っても2~3時間で尿と一緒に体外へ排泄されてしまいます。サプリメントで補う場合は1日の量を数回に分けて飲むことでビタミンCの効果を持続させることが出
来ます。
妊娠された場合には、アシストワンから、葉酸とビタミンDに変更して下さい。
当クリニックでは、ビタミンDやビタミンCと測定して、少ない方には、ビタミン剤をお勧めしています。
今回、アシストワンの使用前後の、ビタミンDとビタミンCの血中濃度を測定しました。
かなり改善された結果でしたのでご照会致します。
1)ビタミンD
ビタミンDの理想値は30ng/ml以上とされています。少なくとも20ng/ml以上が目安にしています。しかし、当クリニックでのビタミンDの平均値は12~13程度と、完全にビタミンC欠乏症(<20ng/ml)なのです。
ビタミンDは生殖でも重要で、40代ではビタミンD濃度が低い女性ほど卵子の減少が早い(AMH濃度が低い)、卵胞液中のビタミンDの濃度が高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はビタミンD不足が多く、ビタミンDを補充することで排卵率が改善される等の報告があります。また、妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠や出産のリスクが高くなるとの報告もあります。
下の図は、当クリニックで測定した、アシストワンの投与前後のビタミンDの値です。
ビタミンDが欠乏状態の、12~13ng/mlの状態が、アシストワンを服用すると、理想値とされる30ng/mlをこえる値を得られました。
2)ビタミンC
また、風邪の予防としてビタミンCを摂取する場合も、推奨量より多めに摂取することをおすすめします。ビタミンCは1度にたくさん摂っても2~3時間で尿と一緒に体外へ排泄されてしまいます。サプリメントで補う場合は1日の量を数回に分けて飲むことでビタミンCの効果を持続させることが出
来ます。