高橋先生のブログ

ジネコ妊活セミナー、無事?終わりました!

本日、ジネコ主催の「妊活セミナーin千葉」に行ってまいりました!
何とか、無事に?終了する事ができました。
しかし、反省はいっぱい。
力の入れすぎか?予定時間の60分を大幅に超えてしまい、90分ほどの講演となってしまいました。
おかげで、質問の時間を全くとれずに、参加者の皆様にご不便をおかけしました。
また、司会の方に、段取りを守れない講師のため、ご迷惑をかけました。

参加者は70人ぐらいでしたでしょうか。
皆さん真剣に話を聞いて下さり、私の話ものって、どんど長くなってしまいました。





















今回、お話ししたことは、一つは
性交渉の回数と、6ヶ月以内の妊娠率の関係です。

*交渉回数/週     妊娠率
* <1            17%
* 1~2           32%
* 2~3           46%
* 3~4           51%
*  4<           83%  (Mcleodら)
交渉が多ければ多いほど、妊娠率が高いのです。


ふたつ目は、

月経サイクルに限らず性交回数の多いカップルほど妊娠率が高い。
性交のあった女性では、黄体期に妊娠に有利に働くサイトカインが優勢だったが、性交のなかった女性では認めなかった。 
性行為をたくさんの回数行うことによって、免疫システムも妊娠をサポートする。
インディアナ大学のキンゼイ研究所)

つまり、「性交渉の回数が多いほど妊娠率が高い」のは、「精子が新鮮だから」と言う男性側の理由だけではなく、「女性側の妊娠しやすい免疫状態になる」ことも関与しているのです。
したがって排卵後も含めて、排卵日以外の性交渉も、妊娠に関与するのですね。