TWCの4月の妊娠数(2020年)コロナにめげず100例突破しました!
2020年4月 妊娠104例 4月の新記録更新!
ART妊娠 70例
内訳: 凍結胚移植 67例
新鮮胚移植( 体外受精:1例 顕微授精:2)
AIH妊娠 14例
一般不妊治療 20例 (タイミング、クロミフェン、HSG後、など)
2020年の4月の妊娠数は104例でした。新型コロナウイルスの拡大にもかかわらず、4月の妊娠数としては、新記録更新しました。妊娠を待てる方は来院を控えているようで、現在の来院者は通常の半数になっています。
しかし、妊娠を待てない方には、感染防止の対策をしっかりとおこないつつ、不妊診療を提供しております。
新型コロナウイルスの感染防止にも全力かけて、そして不妊治療を支えてくれているスタッフにも大感謝です。
妊娠された方は、今まで以上に感染防止にご注意頂きたいと思います。
4月の妊娠の内訳は、凍結胚移植での妊娠例が67例と、3月と同等でしたが、一般不妊治療の20例が先月よりもやや多く、ぎりぎり100例突破となりました。
慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、など、着床に関しての検査や対策が実を結んでいる可能性もあると思います。
ただし、Th1/Th2などの免疫能の上昇に対する、免疫抑制剤のタクロリムスは、新型コロナ肺炎の蔓延している今の時期には使い難いですね。
いまだに新型コロナ肺炎の感染の沈静化は先が見えず、緊急事態宣言も5月中の継続がほぼ決まったようです。
不妊治療の継続・延期も、皆さんギリギリのところで判断されていると思います。困難な状況が続きますが、われわれも、今まで以上に皆さんの思いに応えられるように注力致します。
不妊治療を続けられるように、皆様にも、手洗いの励行、マスクの着用、りすのへやの休止、などので、ご不便をおかけしていますが、しっかりと対策はとりながら、今後も皆様と一緒にがんばっていきましょう。