高橋先生のブログ

7月(2022年)の妊娠数は92例でした

2022年7月の妊娠数は92例でした。
今月も、もう少しで100例、のおしい月が続きます。
4月からの生殖医療の保険化で、比較的若いカップルも来院が増えています。
したがって、すぐに体外受精などの生殖補助医療を必要としないご夫婦も比率として増加傾向にあります。
今月のWebセミナーは、8月20日ですが、このような方を対象に、一般不妊治療のセミナーを久しぶりに開催致します。
妊娠数も、人工授精や一般不妊治療での妊娠の比率がやや増加しているようです。
事務方も、煩雑な保険適応の事務処理になれてきて、以前よりも皆様をお待たせすることが少なくなりました。

7月の妊娠総数 92例
・ART妊娠 59例
  内訳: 凍結胚移植妊娠;56例   新鮮胚移植妊娠: 体外受精 1例  顕微授精 2例
・AIH妊娠 16例
・一般不妊治療  17例 (タイミング、クロミフェン、HSG後、など)

人工授精は年齢制限なく、全て保険適応となります。自己負担は約1万円です。
生殖補助医療(体外受精など)は年齢制限があります。40歳未満での治療開始では6回、43歳未満では3回です。
なお、生殖補助医療の 回数は、胚移植の回数になり、胚移植の権利が残っている方は、採卵は何回でも保険適応されます。
採卵時の麻酔(静脈麻酔、全身麻酔)も保険適応です。