この声明では、

「妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします」

「妊婦の夫やパートナーの方は、ワクチン接種をお願いします」としています。

今回は、コロナの感染拡大もあり、ワクチン接種をかなり強く推奨している論調です。それだけ学会でも危機感を伝えているのですね。

 妊婦さんがワクチンを接種して副反応は通常の方と同じですが、妊婦さんがコロナに感染すると重症化しやすいのです。 

以前は、妊娠した場合には13週以降の接種を勧めていましたが、今回の通達では、どの時期に接種してもよい、との声明が出されました。 皆さん、今はできるだけ早くにワクチンを接種し下さいね。

 また、不妊治療中の方も、今はワクチン接種を優先して下さい。不妊治療のスケジュールは、ワクチン接種のスケジュール優先で考えてみて下さい。

ワクチンを接種すれば、いつでも妊娠して良いのです。世界中には、ご本人も妊娠に気づかずにワクチンを接種した方も多数いますが、報告されている限り、流産や奇形の発生の増加（これはまだ時期的にデータ不足ですが）は認めていないのです。