・COVID-19ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ(第2版):日本産科婦人科学会から声明(第2版)が出ました!
本日、5月12日、
日本産婦人科感染症学会と日本産科婦人科学会から、新型コロナウイルスワクチンへの声明が出されました。
・COVID-19ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ(第2版)
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210512_COVID19.pdf
内容は、前回と同じですが、より詳しいデータが追加され、アナフィラキシーなどの重篤な副反応は、0.0011%と非常に少なく、現時点で日本では致命的な副反応は報告されていないことを記載されています。
また、世界的にも、妊婦さんへの接種を推奨している事などが報告されています。
現状では、妊娠を考えている方は、今のうちに積極的にワクチンを接種すること、接種したらば長期間あけることなく妊娠してよいとしています。
さらに、妊娠した場合には、12週以降にワクチンを接種する事を推奨していますが、これは、12週以前は偶然おきる胎児異常との区別が難しいので混乱を避けるためとのことです。ワクチンが、この時期に異常をおこしやすいとの証拠があるわけではなく、混乱を避けるための措置とのことでした。
現状では、不妊治療の方は、接種できるならば、早期に接種することをご考慮頂いた方が良さそうです。