卒業葉書より(43歳)
43歳の方から卒業葉書を頂きました。
高橋先生、スタッフの皆様、この度は大変お世話になりました。
5年前に病気をしたこともあり、39歳で不妊治療を開始しました。
3つの他院にかかりましたが、採卵するも良い胚が採れなかったり、既往の肺腫瘍、肝転移から「健康体ではない」という理由で治療を断られたこともありました。
貴院を訪れた理由は、現在の職場が女性ばかりで不妊に悩む同僚も多く、貴院での治療を経て妊娠、出産している仲間からの話を聞いたからです。
治療中は先生の明るさに救われ、結果的には流産となりましたが、一度でも自然妊娠ができたことは大きな希望になりました。
命懸けの治療でしたが、病気に支配され、子どもを諦める人生より、困難があっても希望を持って生きられる人生を選びました。
夏には良いお知らせができることを願っています。
この方は、現在も命懸けの挑戦の最中、現在進行形なのですね。
最近は、私も涙もろくなってしまっていまいました。このようなお声を頂き、逆に私が元気づけられているのです。
あと私に出来る事は、順調に経過して、元気のお子様が誕生されることを祈るばかりなのです。