高橋先生のブログ

書籍紹介その1  「卵子老化の真実」

書籍をご紹介致します。

「卵子老化の真実」 文藝春秋 850円  河合 蘭 著

この本は、私から見ますと、非常に優れた力作です。
是非皆さんに読んで頂きたい内容の豊富な書籍です。
院内にも置こうと思いAmazonに多数注文しました。

目次
はじめに- 外見は若くなっても卵子の老化は止まらない
     何歳まで産めるのか
     体外受精でも卵子の老化は止まらない
     実際に35歳以上で出産した日との妊娠方法は?
     知らない間に卵子がなくなりかけている
などです。

人は何歳まで妊娠できるのでしょうか?
女性は「閉経まで産める」と思っている人が多い一方、専門家は「閉経の10年くらいまで」と考えているのです。
35歳以上の方が妊娠できる力は、「20代の半分」
「精液は薄くなる」はうそ! これは私も常々皆さんに説明していることなのですが、毎日交渉を持つ方が妊娠しやすいのです。
同じJISART(日本生殖補助医療標準機関)の会員である、名古屋の浅田先生や、東京の辰巳先生もコメントしていますが、非常に参考になりますし、当クリニックの考えを代弁して下さっているようです。
また、妊娠してからも、ダウン症などへの高齢妊娠の不安についても言及しております。

今日も遅くなってしましました。
また明日もがんばります!!