高橋先生のブログ

明けましておめでとうございます。

2021年 明けましておめでとうございます。

皆様、お変わりありませんでしょうか。私は、どこにも行けない正月を、久々に家族とともに過ごしていおります。皆様もコロナにご注意しつつお過ごし下さい。私は千葉神社にお参りしてまいりました。(これは全く医学的な対応ではありませんな:3密を避けて、元旦ではなく昨日の31日ですが、、、、)

私はコロナ感染への最前線で戦っているものではありませんが、今できることを粛々とおこなうことが、医療崩壊への予防にもなると考えております。12月30日には千葉市での婦人科の休日当番もおこないました。これ自体は直接のコロナ対策ではないのですが、救急の患者さんが大きな病院に行くことを少しでも少なくすることは、最終的には大病院の負担を少なくすることにも繋がるのです。実際のコロナ最前線の皆さんの状況をテレビなどで見ると本当に大変であると思います。われわれも、職員とともに医療の一翼を担っているのだと自覚しながら頑張っていきたいと思います。

実際には、昨年からのコロナ感染拡大のなか、お祝い気分にはなかなか慣れません。しかし、今を嘆いていても事態は進まないのでしょう。マイナス面は沢山ありますが、良いことにも目を向けて、前に進んでいきたいと思います。

不妊治療関連では、昨年はコロナ感染の影響もあるのか、年間出生数が85万人を下回る事のようです。来年は、80万人を下回ると推測されています。これもとても衝撃的な数字です。

一方、今年から、体外受精などへの助成金が増額されます。また、内容にもよりますが2年後には保険適応もされるようです。不妊治療への援助や、治療環境への注目や理解も広まると良いですね。

これを機会に、われわれもよりよい不妊治療を提供できるように、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

今年もよろしくお願い申し上げます。